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食事と生活習慣病ー脂肪−

食事の脂肪

食事の脂肪は健康を左右する重要なファクターです。
ポイントは3つ!
食事に占める脂肪の割合、脂肪の種類、脂肪と調理の関係をマスターすることです。

■脂肪の割合を減らす

多くの人が、いかに大量の脂肪を食べているかご存知ですか?
「そんなに脂肪を食べてはいないよ。」と、思うでしょう。

しかし、ここでいうのは脂肪の重量ではなく、脂肪の割合です。
たとえば、スナック菓子70gの栄養表示が熱量400カロリー、脂肪25gだったとします。
脂肪は1グラム9カロリーなので、25g×9=225カロリーになりますね。
このスナック菓子の脂肪の割合は、約56%にもなるのです。
油断できませんね。

現代の食生活では、調理ずみの料理にも脂肪が多く含まれていることが多く、
1日の食事の脂肪カロリーは40〜50%に及びます。

心臓血管疾患などの予防には、食事の脂肪カロリーを20〜30%以内にして下さい。
肉類、揚げ物、甘いデザート類などを控えめに。

「でも、食べたい!」という場合、
余分な脂肪を吸着し排泄する水溶性食物繊維をたっぷりとるとよいでしょう。
新鮮な野菜をたっぷり食べられない人は、
" TARGET=_blank>【食物繊維たっぷりの、厚生労働省許可特定保健用食品】で補ってください。


■脂肪の種類

脂肪は、「飽和脂肪」と「不飽和脂肪」の混合物です。

「飽和脂肪」の割合が多いものは固まりやすく、
「不飽和脂肪」の割合が多いものはさらさらした液体と思えば、
見分けがつきます。

たとえば、動物のお肉、チーズ、バターなどが「飽和脂肪」主体、
植物油の多くが「不飽和脂肪」主体というわけです。

生活習慣病の中でも動脈硬化は「飽和脂肪」との関係が深いことが医学的に立証されています。
「飽和脂肪」を多くとると、動脈壁にコレステロールが沈着して動脈硬化が進むのです。

特に控えめにしなければいけない脂肪は、飽和脂肪というわけで、
「お肉、チーズ、バターなどが大好物」という方は食べ過ぎに注意しましょう。


■脂肪と調理の関係

それなら、「不飽和脂肪」ならよいかというと必ずしもそうではありません。
「不飽和脂肪」も必要最小限にしたほうがよいのです。

「不飽和脂肪」には、多不飽和脂肪と、単不飽和脂肪があります。

多不飽和脂肪はとても不安定で、酸化しやすく熱にも弱いため、有害な脂肪酸に変わりやすいのです。
サフラワー油、コーン油、ヒマワリ油などに多く含まれます。
これらは、少量づつ購入して冷蔵し、早めに使い切る必要があります。
また、これらの熱した油を保存して繰り返し使ってはいけません。

単不飽和脂肪の割合が多い食用油は、オリーブ油、キャノーラ油などです。



▼魚油について

油の乗った魚(イワシ、ニシン、サバなど)にはDHAやEPAという脂肪酸が豊富です。
DHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)には、血液の粘度を下げて流れやすくする作用があり、血中の脂肪を下げる効果もあります。
これらの成分は人の体内では作る事のできない必須脂肪酸です。
あまり魚が好きではないという人は、
イワシのDHA/EPAを丁寧に抽出したサプリメント(日本製)で補給しておくとよいでしょう。



体内の脂肪ー3つのポイントー


 

 
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