食事と生活習慣病ーその3−
糖質
糖は炭水化物のひとつで大事なエネルギー源です。しかし、糖尿病をはじめ生活習慣病の1因として、注意が必要です。
そこで、健康のために糖と上手に付き合う方法を。
⇒糖尿病についてはこちら
■糖の誘惑
人はなぜ、甘いものを好むのでしょう?
1. まずは、子供の頃からの習慣!
ご褒美やおやつは、いつも甘いものがもらえましたね。
2. それから、糖のエネルギーへの代謝の速さ!
糖は体内ですばやくエネルギーに変わるため、力が出ます。
生存や戦いに有利なのです。
3. また、糖からのエネルギー増加は気分を高揚させ、ある種の快感が生まれます。
この快感が、あなたを糖へと誘惑することになります。
そこで、糖の吸収を抑えられれば、2.と3.の誘惑を減らせるわけです。
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また、急な血糖の上昇は、余分な糖が脂肪に変わって蓄えられてしまいます。
つまり、肥満の原因にもなるのです。
■スイーツの「実は・・
「甘いものに目がない」というあなた!
どんなものが好きですか?
ケーキ、クレープ、それともアイスクリーム?
さて、これらはただの糖分でしょうか?
実は、かなりの脂肪を含んでいます。
そのため、カロリーも高くなっています!
いわゆる「スイーツ」には脂肪も多いのです。
「スイーツ」は意識的に制限した方がよいでしょう。
「でも、我慢できな〜い」という方は、
脂肪の吸収を抑えられれば、脂肪を気にせず食べられます。
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脂質の吸収を大幅にカットできると肥満対策にも○です。
■糖とでんぷんの違い
糖分は最も単純な炭水化物です。
でんぷんは糖分が鎖状につながった少し複雑な炭水化物です。
糖分はすばやくエネルギーに変わりますが、でんぷんは糖に変えられてからエネルギーを生むわけです。
炭水化物の中でも、でんぷんは主食として優れています。
エネルギー効率がよく、美味しいのですから。
また、米、小麦などにはビタミンなどの各種栄養素が含まれています。
もちろん、白米や白い小麦粉よりも、胚芽を含む玄米や全粒粉が望ましいですね。