健康で得する人！不健康で損する人！

カビ対策の盲点

カビの温床として見逃されやすいのが洗濯機です。
全自動洗濯機の洗濯槽は、一つの槽で脱水まで行うため、洗濯槽に脱水用の水分を飛ばす穴が均等に開いています。
この穴を通して、石鹸分や汚れを含んだ水が洗濯槽の内側と外側とを行き来することになります。
洗濯槽の裏側につくのは、黒かび、エクソピラーラ、コウジカビなどのいろいろな種類のカビからなっています。
これらのカビが汚れや石鹸分の残った場所で増殖しするとこのようになるのです。
せっかく洗濯した衣類にもこれらのカビが付着します。

しかし、通常のカビ除菌剤は洗濯機には使えません。
どうすればよいのでしょうか？

実は最近、洗濯物と一緒に入れられるカビ除菌剤が登場しました。
洗濯機内部の菌･カビ類はヨウ素の殺菌力により除菌されます。
それとともに洗濯物も除菌され、室内干しのいやな臭いも防ぎます。


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毎日使用しても、１個で約3ヶ月持つ経済的な優れものです。


また、カビの発生は住宅の性能に大きく影響されます。
いわゆる高気密住宅で換気システムが設備されていない場合は特に問題です。
頻繁に窓をあけて換気し、除湿機などで湿度コントロールする必要があります。

押入れなどの収納の換気にも注意を払う必要があります。
押入れの場合、奥や横の壁と布団の間に空気が流れる隙間をもうけ、左右の戸を少しあけておくとよいでしょう。

住宅に湿度感知型の24時間換気システムが設備されると、カビの発生はかなり少なくなります。